新100名山 関西100名山 鳥帽子山
2010年11月9日 和歌山県新宮市・那智勝浦町にまたがる烏帽子山(えぼしやま)に登りました。 日本一の落差を誇る那智大滝の背後にそびえる、那智川の源流の山である。 山腹を刻む沢に沿って、あるいは沢を左右に渡って登る。今回は、途中で尾根道に迷い込んでしまったので、詳しいコース写真は省く。シンボルである帽子岩(ぼうしいわ)は、見る方向によっては、まさしく烏帽子!上に登って、見下ろすと・・遠く太平洋や、西岸渡寺などを遠望。
 新日本100名山。 関西100名山。 909m
《帽子岩》と、右側に烏帽子山山頂 (帽子岩から) 12:43
那智高原から、烏帽子山を遠望する 8:51

  熊野古道・大門坂の下方登り口から少し上った曼荼羅の郷・河川公園に車を停め、下の沢にかかる陰陽橋を渡ると登山口。 沢に沿った登山道は、深山の様を呈してくる。ここを進んでいくと・・陰陽の滝。
曼荼羅の郷・河川公園 8:59 あの橋を渡ると・・・登山口 9:06
烏帽子山の説明図 9:09 登山道を進む。
その横に、蜂蜜箱が・・・ 9:10
木漏れ日の中を進む
(右下には、谷川) 9:11
この白い筋は、一直線に落ちてきた
水の泡 9:11
右側は、沢へ切れ落ちてはいるが、
きれいに整地された道である 9:17
左に曲がり、石段を登っていく
9:19
陰陽の滝 9:27 陰陽の滝上部を過ぎ、沢に
沿って歩いていく。 9:31

  陰陽の滝を見て、東ノ谷沿いに沢を左右に渡り、登っていく。 松尾の滝に出るはずが・・・尾根登りに迷い込み、瓶子尾根に。  壺の瓶子(へいし)の形から命名された瓶子岩を越え、やっと山頂に。 写真はポイントのみ。
ここが、分岐(標識5)。右は尾根道コース。 
左の東谷コースへと進む 9:54
この標識に沿って、またもや
右岸に渡渉 10:14
沢沿いの道を進む。 きれいな滝! 10:04
樹林帯の急坂を、木につかまりながら登っていく。 赤テープが頼り。 10:55
樹木の間から聳えて見える、『瓶子岩』 12:02
眼下に拡がる太平洋を眺める (瓶子岩から山頂に向かう岩場より) 12:14

  山頂にて、昼食休憩。青空だが、風強く寒い。
  一等三角点あり。 誰も来ず、セルフタイマーで記念撮影。
  少し下山すると・・・烏帽子の形に見える、シンボル・帽子岩!!
烏帽子山・山頂風景 12:25
記念撮影(烏帽子山・山頂にて)
12:23
烏帽子山・山頂風景。 
手前が、一等三角点 12:25
烏帽子山・山頂から、下山出発 12:34 おぉ、あれが帽子岩だ 12:38
これが、烏帽子山のシンボル、『帽子岩』 12:41
『帽子岩』に立ち、太平洋を眼下に望む 12:42

世界遺産《紀伊山地の霊場と参詣道》。 高野山への町石道を歩いたが・・ 熊野へ至る参詣道の、大辺路(おおへち)・中辺路(なかへち)・ 小辺路(こへち)・伊勢路(いせじ)は、まだ歩いていない。 その参詣道は、ゆっくりと後回しにすることにして、目的地の熊野三山 をまず参拝!

古代の創祀以来、熊野川の中州にある“大斎原”(おおゆのはら)が 1889年の水害から、現在地に移築されている。
熊野本宮大社の参道を進む 13:40 熊野本宮大社の正門 13:44
熊野本宮は、熊野川の中州、大斎原(おおゆのはら)にあった 12:51
熊野本宮大社。中央は、修復中。 13:45

熊野川河口に鎮座し、境内には神木とされる、天然記念物の「ナギの木」がある。近くに、速玉大社の摂社で、熊野三山の主神降臨の霊地言われる『神倉神社』のゴトブキ岩にも足を伸ばした。
熊野速玉大社境内・・
ご神木・なぎの老樹 14:58
熊野速玉大社・正門 15:00
これだけの天皇が訪れた! 15:03 熊野速玉大社・・境内風景 15:05
熊野速玉大社。新宮にある。 15:01

*神倉神社・・ゴトブキ岩
神倉神社。
ここから、急な石段が続く!15:20 
赤い鳥居と柵で、神域に
入ったという感がする 15:29
あれが・・・ゴトビキ岩! 15:30 ゴトビキ岩の横にある神倉神社からは、
新宮市内と太平洋が広がる 15:34
神倉山のゴトブキ岩。 15:32

那智大滝を御神体とする原始信仰に起源し、熊野十二所権現を祀るほか那智大滝を神格化した『飛瀧権現』を併せ祀る。 その大社の横に、青岸渡寺(せいがんとじ)が。 神仏分離令以前は、那智の《如意輪堂》として熊野那智大社と一体であった。 西国33寺巡礼(観音まいり)の一番札所としても知られる。 *朝5時のお勤めに参加してまいりました
太陽に輝く、熊野那智大社 9:43
隣あわせ。 左・熊野那智大社、右・那智山西岸渡寺 9:43
熊野三山:西岸渡寺の境内から、“三重塔”・“那智の滝”を遠望する 9:45

熊野那智大社・別宮・飛瀧神社の神主が、
朝のお勤め。那智の滝 6:41


朝陽が輝く中を、落下する、
那智の滝(展望台より) 6:50

那智大社の大鳥居。 石段が続く 9:37




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大門坂の石段が続く。 (夫婦杉付近で) 10:31