関西100名山 法師山
2013年11 月4日 和歌山県、大塔山系にある、法師山(ほうしやま)に登った。 “紀伊続風土記”に『山峯他山よりすぐれてその頂きを顕すをもって名づくるなり』 とあるとのこと。どこから見てもそれと分かるピラミッド形の秀麗な姿と、頂上から の展望の良さは、熊野の山々の中でも随一と言われる。頂上直下には、本州最南端のブナ林がある。 百間山渓谷を進むも、山崩れの大災害修復により道は通行止め。元に戻り、国道371号線を五味、木守と大回り。木守登山口からの歩きだ。 関西100名山。 1120m
法師山を遠望する(1005mポイントから)。 10:56
 
 小さな看板があるだけの木守登山口から出発。すぐにササ歩き。 杉林の中の急登である。息があがってきたころ休憩。昨夜の雨の影響もなく、だんだん青空が拡がってきた。広葉樹林の歩きは快適!黄紅葉を楽しむようになってきた尾根を登りきると、1005mポイント。法師山がきれいに見える展望ポイントだ。 そこからは黄紅葉を見ながらのブナ林歩きとなる。落ち葉の中を楽しみながら歩き、最後の一登りで、山頂だ!
地図 これが登山口?ここから出発 8:25
すぐに、笹やぶの中を登る。 8:26 灌木から、スギ林に入ってきた。 8:40
大きな松の木と根っこ。 
ここから、少し下る。 8:49
まだまだ、登りが続く。 9:08
広葉樹の尾根道に入ってきた。
9:29
1005mポイントから、
法師山・山頂を遠望。 9:34 
落ち葉を踏みしめて歩いていく。
9:56
ブナ林の中、気持ちが良いと、
脚も早くなる。 10:00
アセビの木、ブナの木。
最後の登りにとりつく。 10:03
あそこが、法師山・山頂!
最後の登り。 10:08

 
青空の下で、360°の名だたる眺望を楽しむ。反射板のあったコンクリート跡に座って、皆それぞれにゆったりと周りを見回す。東隣には、昨日登った大塔山がそびえる。周りは、山また山。 百間山・三ツ森山・半作嶺へと西方へ尾根は続く。遠く南方では、キラキラと輝く熊野灘と半島が見える
法師山・山頂から、大塔山系の山々を眺める。 10:12
一等三角点 (法師山・山頂) 10:10 昨日登った大塔山。
(法師山・山頂にて) 10:16
記念撮影 (雨堤、松尾、草部) 
法師山・山頂にて。 10:18
法師山・山頂から、下方を見る。
下は、反射板跡。 10:19
(山頂から)直下のブナ林の紅葉と、
三ツ森山へと続く大塔山系の尾根。 10:23
南方には、熊野灘が見える。 10:25

 
 山頂の眺望を楽しんだあと、下山開始だ。ブナ林をルンルンと下り、あっという間に1005mポイントへ。岩の間に、リンドウの花が。 朝、登ってきた急登は、急坂下り。慎重に足元を確かめながら歩を進める。ササ歩きを過ぎておりると・・登山口。
そろそろ下山開始。 10:29 ブナ林の中を下山する。 10:36
1005mポイントから、法師山・山頂を遠望。
10:56
こんな所に《山の花 リンドウ》が。 
10:57
シャクナゲ混じりの広葉樹林、
尾根道を下る。 10:58
落ち葉の上をさくさく。
目の前にも紅葉が。 10:58
急坂の下りが続く。 11:07 尾根道歩きは、ササが
多くなってきた。 11:14
下り坂。足元に注意しながら、
一歩づつ下りていく。 11:46
登山口に到着! 11:51
 
 宿泊した山遊館は、三川中学校跡を改築した宿である。 横の体育館は、そのまま宿泊者の活動場として利用されている。 仲の良いほのぼの家族で運営されていて、ほっこり。
大塔・山遊館は、“三川中学校”跡地を
利用している。 12:47
大塔・山遊館の玄関 12:48

ボリューム満点、大塔・山遊館のカレー。 
13:25


大塔・山遊館・・玄関を入ると、
ゆったりした空間。 12:48