関西100名山 赤坂山
2009年4月23日 滋賀・福井県境にあり、マキノスキー場を裾野に持つ赤坂山(あかさかやま)に、登りました。時期的に、“春の花”が多いと聞いていったのですが、そのとおりで、新緑に浸りながら、道端の可憐な花を数多く見つめることが出来て楽しい山歩きとなりました。マキノ高原登山口〜粟柄越〜赤坂山〜明王の禿〜三国山〜黒河峠
  関西100名山。  824m。
赤坂山・山頂から、左・三国山を眺める。中央向こうは、黒河越方面 12:53

冬は雪深いマキノスキー場の、マキノ高原から登っていきます。 最初から急な木の階段を登っていくと、勾配もゆるやかになり、あずまやへ。 道端には、コスミレなどの花がちらっちらっと出てきます。
マキノ高原へ直進・・
メタセコイア並木(芽吹き) 10:35
マキノ高原 10:49
マキノ高原から、赤坂山方面を見上げる 10:53
マキノスキー場を、赤坂山・
表示に沿って歩き出す 10:58
赤坂山・登山口。
ここから登り出す 11:05
赤坂山・登山口横に、八重桜が・・満開 11:07 スキー場・ゲレンデに沿って登りだす 11:09
《樹の花 ニガイチゴ》 
(登山口からの木段の横) 11:12
《樹の花 ヤマツツジ》 
(登山口からの木段の横) 11:18
《樹の花 サイゴクミツバツツジ》
 おっ花だ!(登山口からの木段の横) 11:19
木の階段を進む。 急勾配で疲れるも、
花が楽しませてくれる 11:20
雑木林の、新緑が美しい。
道は、石畳風 11:41
《山の花 コスミレ》
(あずまや手前の道脇にて) 11:51
あずまや休憩所だ 11:52 《山の花 ナガバノスミレサイシン》
(あずまやを過ぎた道脇) 11:55

あずまやを過ぎると、沢沿いの道。 石畳の道を、ジグザグにゆっくりと登っていく。 石畳は、昔からの峠道のおもかげを残す歴史道なのだ。 新緑の中、暖かい道沿いでは、オオイワカガミ・イカリソウ・カタクリ・オオバキスミレなどの花々・・オンパレードである。(一緒になった人の話では、イワウチワが咲き、次にオオイワカガミの順なので、オオイワカガミは、いまから満開になるところだそうな)稜線尾根分岐が、粟柄越。ここから北風の強風が吹き、寒い!
天気が良くて、新緑がきれい。 
歩く速度も早くなる 11:56
昔の峠道の面影を残す、石畳のある道を登っていく。
 手前はオオイワカガミの「葉」 12:00
《山の花 オオイワカガミ》 
あそこにも、ここにも・・ 12:00
《野の花 キランソウ》
(登山道横) 12:04
道縁には、オオイワカガミが・・一杯 12:07 時々見える、マキノ町を眼下に 12:09
道の両側に、花を見つけながら、
ジグザグと登っていく 12:11
《山の花 イカリソウ》 可憐 12:15
《山の花 カタクリ》 
おぉ〜、会えた! 12:19
ブナの樹林帯に入ってきたようだ 12:20
《山の花 イワウチワ》 
おっ、早春を飾るイワウチワが満開 12:21
《山の花 オオバキスミレ》 
近畿では、ここ以北しか 12:28
《樹の花 ムシカリ》 葉なく、花だけ 
(粟柄越(あわからごえ)手前) 12:40
粟柄越(あわがらごえ)に到着 12:41

 粟柄越から、稜線尾根を行くと、赤坂山・山頂! “ササと潅木の高原散歩”と、ガイドブックに書いてあったが、北風が寒い・・。 山頂では、琵琶湖・伊吹山・隣の三国山などの景色をざっと見渡したあと、寒さを逃れて、三国山方面へ下山。
粟柄越(あわがらごえ)は、
高島トレイルの通過点 12:42
粟柄越(あわがらごえ)
過ぎの石仏地蔵 12:44
粟柄越(あわからごえ)から、
高原を山頂に向う 12:45
正面が山頂。 もうすぐ。 
でも、強風で寒い 12:49
山頂への高原道から振りかえると・・・
琵琶湖 12:52
赤坂山・山頂! 12:52
赤坂山・山頂の三角点 12:53 展望は360°・・・方位盤 
(赤坂山・山頂) 12:53
赤坂山・山頂から、
伊吹山・金糞岳方面を遠望 12:53
“明王の禿”に向って、
赤坂山・山頂から下りる 12:55

山頂下の潅木の中で、寒さをしのぎ昼食をとった後、“明王の禿”へ。ここは、花崗岩の風化した岩が露出してガレ場となり、荒々しい風景が展開している。 ・・・でも、その手前の(雪で曲がった)ブナ林の低木の下には、イワウチワが満開! 可憐・かわいい・ピンク!
赤坂山・山頂下から、左・三国山&右・明王の禿を眺める 13:24
《山の花 ミヤマカタバミ》
(赤坂山・山頂下) 13:21
新緑の春と、耐えた冬の境目模様。
左・三国山、右・“明王の禿” 13:24
“明王の禿”に向って進む。 
ここは、低潅木の林 13:29
あれが、“明王の禿”
花崗岩の風化した岩が露出 13:31
《山の花 イワウチワ》 
ブナ林の下部に・・満開! 13:33
“明王の禿”手前のブナ林を行く。 
道端には、イワウチワ 13:34
ここが、“明王の禿”。 
花崗岩の風化した岩が露出 13:35
“明王の禿”から、琵琶湖を見下ろす
13:37

“明王の禿”を過ぎ、三国山・分岐から三国山を往復。三国山は、赤坂山よりも高くて、876m。 途中、モクレン属のタムシバや色あざやかにイワウチワ・・と、春のブナ林世界を楽しみました。
荒々しい“明王の禿”を、
横から眺める。 13:38
《樹の花 キンキマメザクラ》
かわいい桜!(三国山分岐手前) 13:47
ブナ系雑木林を歩いて行く。 
足元にはイワウチワのピンク 13:49
(雪で曲がった)ブナ系雑木林を歩く 
(三国山分岐手前) 13:56
中央分水嶺・高島トレイルの旗が、木に 13:58 三国山への分岐点 13:59
ピンクのイワウチワが咲き乱れるブナ林を、
三国山へ上っていく 14:02
《山の花 イワウチワ》 
ブナ林に咲き乱れる (三国山へ) 14:06
三国山へ、階段が続く 14:09 記念撮影 三国山・山頂 14:18
三国山・山頂 三等三角点 14:19 三国山から、分岐に向って戻る
(遠くに琵琶湖) 14:19

三国山・分岐から、黒河峠へ向う。 タムシバの白い花や新緑を楽しむ。黒河峠へ出たあとは、マキノ高原への林道歩き。長い道のりを覚悟してかかりましたが、谷間の新緑を楽しみながらの歩きでしたので、結構楽しく歩けました。
三国山から、タムシバの咲く道を、
分岐に向って戻る (遠くに琵琶湖) 14:22
《山の花 ショウジョウバカマ》
(三国山からの下り) 14:28
三国山から黒河越へ。
湿地帯を通る 14:32
《樹の花 タムシバ》 
(三国山から黒河越へ) 14:38
タムシバの咲く道を、三国山から黒河越へ 14:39 アザラシ岩 (黒河越へ) 14:43
黒河越(くろこごえ)へ向う
15:07
高島トレール《黒河峠(くろことうげ)の看板
15:11
《樹の花 ハウチワカエデ》
(黒河越から白谷への下山道) 15:16
“明王の禿”方面を見上げる 
(黒河越から白谷への下山道) 15:26

本日の山歩きで、印象に残った花々です。ブナ林・下縁に咲く早春の花『イワウチワ』、軽やかに咲く『タムシバ』、赤坂山と言えば『オオバキスミレ』・・・。可愛い花々を、もう一度見てください。
《山の花 オオイワカガミ》 だぁ! 11:57 《山の花 イカリソウ》 可憐 12:03
《山の花 オオバキスミレ》 
近畿では、ここ以北しか 12:29
《山の花 イワウチワ》 
これは、薄いピンク色 12:31
《山の花 ミヤマカタバミ》
(赤坂山・山頂下) 13:21
《山の花 カタクリ》
(三国山分岐手前) 13:43
《山の花 イワウチワ》
大柄で、あでやか! (三国山分岐手前) 13:46
《樹の花 タムシバ》 
(三国山から黒河越へ) 14:38