関西100名山 日名倉山
2009年12月14日 兵庫県と岡山県の県境にある、日名倉山(ひなくらやま)へ登ってきました。3つのピークを持つことから、別名『三の丸』とも呼ばれ、岡山県では後山(うしろやま)から眺める姿が富士山に似ているというので『美作富士(みまさかふじ)』とも呼ばれている。 また、宮本武蔵が山腹を駈けめぐったところとしても知られている。今回は、兵庫県宍粟市千種町の『エーガイヤちくさ』駐車場からの往復。 関西100名山。 1,047m
日名倉山・山頂風景 13:33
二ノ丸から、日名倉山・山頂を望む 13:20
エーガイヤちくさの駐車場から、後山(うしろやま・・1345m)を遠望するが、日名倉山は見えない。村の中を日名倉神社へと向かう。 この神社から杉林の林道を歩いていく。林道終点から谷沿いの道。 ゴロゴロした岩のある沢を渡ったり、沢に沿って登っていくと、林道が現れ、平坦地を進むと奥海越(おみね)。 ここで昼食。
千種川をはさんで、『エーガイヤちくさ』。
後山(うしろやま)を遠望 10:31
いざ、出発。 千種町室。 
つきあたりを、右へ 10:51
雛倉を、日名倉神社に向かう 11:00 山頂まで4700mと書かれた標識
(日名倉神社の鳥居下) 11:03
日名倉神社から、田園に沿って登っていく
 11:04
“熊出没注意” 
獣よけのゲージをくぐって杉林へ 11:10
林道の、沢に架けられた橋を渡る
11:24
林道を登っていく 。 
崩れやすい土に、岩が露出 11:28
林道の横、山手。
杉林の間に、広葉樹林 11:35
『山頂まで2800m』の、木標識 11:41
林道も終わり、谷沿いの道に入る 11:50 何回か、ゴロゴロ岩の沢を
渡り、登っていく 11:56
『山頂マデ 2000m』の石標識 12:12 沢に沿って、山腹の道を進む 12:12
尾根に上がり、平坦な道を進む 12:18 奥海(おみね)越に到着。 
雑木林を見ながら・・昼食 12:37

奥海越から、植林帯に入る。尾根登りである。植林帯を抜けると、ササ原になって尾根を登り下りする。一の丸・二の丸と、ススキがきれいなピークをすぎると、最後の登りで、日名倉山・山頂。 山麓から眺めると、“一の丸・二の丸・山頂と、3つのコブが並ぶユニークな山容”と評されるのが、わかる気がする。
『日名倉山登山口』・
『山頂まで1480m』の看板 12:41
左・クヌギ林、右・杉林の尾根を
登っていく 12:51
落ち葉を踏みしめて、急坂を
のぼっていく 13:10
道は、ササ原で、両側ススキが一面に。 
気持ちよい歩き 13:11
ササ原の中、緑の馬酔木(あせび)が道縁に・・ 
13:13
《一の丸》に、到着。 
見えるピークは、《二の丸》 13:13
《一の丸》から少し下り、《二の丸》に向けて、
ススキの坂を登る 13:15
《二の丸》に、到着。
(あと、210m) 13:20
《二の丸》から、一旦下る。 
あれが、いよいよ《日名倉山・山頂》 13:21
最後の登り。
ススキの道を登っていく 13:21
日名倉山・山頂への登り途中。 
集落を眼下に見下ろす 13:23
おぉ〜 山頂だ! 13:26

山頂だぁ! 小さな祠、一等三角点、『三の丸』の石碑、『日名倉山』の石碑が一列に並んでいる。360°の展望! 北には、谷を挟むように、後山(うしろやま) が大きくどっしりと迫力ある姿を見せている。それもそのはず、後山は、岡山県最高峰、兵庫県第3の高峰なのだ。  
日名倉山・山頂から、北方・後山(うしろやま)方面を望む 13:32
一等三角点 (日名倉山・山頂にて)祠と、
《三の丸》、《日名倉山》の石碑がある 13:27
山頂の西側は岡山県。 13:30
周辺案内図。 岡山県看板 13:30 山頂風景 13:34

風が、日本海側から冷たく吹き付けるので、風景を楽しむのもそこそこに下山。ススキの道をスタスタと下りる。麓の杉林の中には、ミツマタの木が、早くも花咲く準備中。集落では、あざやかな南天の実がきれいでした。
風が強くなってきたので、日名倉山・山頂から
下山開始 13:38
ススキの道を下り、
《二の丸》に向かう 13:46
奥海(おみね)越に到着 14:10 平坦な林道から左折。
沢の源頭から下っていく 14:20
沢には、流木も・・・ 14:31 『ミツマタ』・・みごとに3つに枝分かれ。 
花も咲く準備 14:59
農道。来た道を戻っていく 15:03 日名倉神社の横に、
小さな『雛倉荒神社』が・・ 15:09
日名倉神社 15:09 道端に、紅白のみごとな南天と、赤・橙色!
15:11