関西100名山 摩耶山
2008年10月21日
 六甲連山の西、山頂からの神戸夜景の名所、摩耶山に登りました。 三宮・灘の中心部から近いこともあって、ハイキング・登山などでは、様々な道があります。 弘法大師が天上寺に摩耶夫人像を納めたことから、摩耶山の由来があるだけあって、古木が生い茂った落ち着いた趣を感じます。
 関西100名山。 702m
摩耶山・山頂から、神戸港を見下ろす 14:15

今回は、新神戸駅を出発。布引の滝を経由し、地蔵谷出合から
@トゥエンティクロス 〜A徳川道 〜B桜谷道 にて、摩耶山頂。
下りは C上野道 〜 D青谷道 で、青谷入口に到着。
六甲山では、このような登山道が、はりめぐらされています。


新神戸駅から出発。 ルート確認 10:01 布引の滝(華厳滝・那智滝と、
日本三神滝と呼ばれるそうな) 雌滝 10:06
新神戸駅に集合。華厳滝・那智滝と並んで、日本三神滝と呼ばれる 布引の滝を見ながら、布引貯水池へ。 遠足で騒いでいる子供達の声を聞きながら、市が原・地蔵谷出合からトゥエンティクロスへ向います。



《樹の花 クサギ》 (布引の滝・雌滝にて) 10:07 布引の滝(山が隆起して出来た) 
43mの雄滝 10:18
布引の滝・雄滝の真上から、
滝見物の人々を見下ろす 10:35
再度山方面への吊橋 10:37
布引貯水池 10:48 子供達が遠足・・わいわいと、元気
(布引貯水池にて) 10:50
布引断層(黒く見えるのが、断層) 10:55 トゥエンティクロスへの登りにかかる 11:32


 トゥエンティクロス・・名前の通り、20回(ほどの多くの)沢渡りがある。 徳川道・・幕末に、港の居留外国人との紛争を避けるために、西国街道の裏道として作られた道 それぞれの道は、雰囲気が異なり、違う味わいを感じながらの、楽しい登りでした。
トゥエンティクロス第一弾。 
沢の跳石をトントンと 11:59
トゥエンティクロスから、
徳川道に入ります 12:28
徳川道は、歩きやすく、雰囲気が江戸のよう 12:31 摩耶山を北側(徳川道)から見上げる 12:44
桜谷道との分岐。 手前で、昼食 12:49 右側の桜谷道を、摩耶山へ進む 13:19
リョウブの木が多い
(桜谷道を進む) 13:26
だんだんと、急坂に
(桜谷道を、摩耶山へ進む) 13:36
木々に名前が・・。 
コナラ(薪に、ドングリ)・タカノツメ(三出葉) 14:04
“梵字石”・・鎌倉時代作のようだ 14:05


山頂は、掬星台(きくせいだい)と言われています。 手で、星が掬(すく)える程の美しい夜景を眺望できることからその名がつけられたと言われています。晴れていましたが、風景はかすんでぼやけ。でも、眼下の神戸港を見まわすことが出来ました。
摩耶山・山上の風景 14:29
掬星台(きくせいだい)展望台から、
神戸を眼下に 14:15
記念撮影
展望台にて逆光 14:23
摩耶山頂・掬星台(きくせいだい) 風景 14:28 ここから上野道・下山 14:52


  昭和51年の大火で焼失した旧天上寺跡や、その時の影響で枯死した大杉を見て、石段をどんどん下ります。参拝者は、これを登り、また、下りていたのですね。 途中、行者堂や観光茶畑を見ながらの下山でした。 こんな都会の近くに、行を行う場所があるとは・・歴史を感じました。
摩耶山:旧摩耶山・天上寺跡地 15:05
摩耶山史跡公園・旧天上寺跡から、石段を下りる
(眼下に、神戸市街) 15:06
摩耶の大杉さん
(幹周り約8m、昭和51年の大火の影響で、枯死) 15:11
摩耶の大杉さん
(幹周り約8m、昭和51年の大火の影響で、枯死) 15:12
旧天上寺跡から続く石段・・・
何段下りた? 15:17
石段を下りると、仁王門  15:22 仁王門前・・“標高560m”と、
石碑に書かれている 15:24
仁王門から、・・・下る 15:25 まだまだ下りる。 
昔の人は、ここを登って下りた! 15:41
静かで味わい深い、青谷道 15:53 行者堂手前。 
滑りやすい岩に注意して下りる 15:55
行者堂 15:57 大龍院・・・“滝修業してみませんか?
”のポスターあり 16:05
大龍院から続く道。右は、岩 16:08 観光茶園の茶畑 16:14
神戸港が見えるところまで、下りてきた 16:23 妙光院。 夕方の読経が聞こえる 16:25