関西100名山 大江山
2008年7月24日
 好天の間にと、京都府丹後山地にある、大江山(おおえやま)に出かけました。
 大江山は、主峰の千丈ケ嶽を指して言う場合と、鳩ケ峰や鍋塚などの峰を含めた総称として言われる場合があります。が、なんといっても、千丈ケ嶽〜鳩ケ峰〜鍋塚と、縦走して初めて、その良さがわかるということで、鬼嶽稲荷神社から登り縦走して神社に戻るコースを歩きました。

花の百名山(オオバギボウシ等)。  関西100名山。
大江山:千丈ケ嶽・山頂! 9:56


何と言っても、主役は花! 縦走の道端に、ピンクのタカネヒゴタイ、紫のウツボクサなどが次から次へと現れます。 さすがに、“鬼の山より、花の山”。 一場所に咲き乱れるというよりは、道縁にポツリポツリと咲いているので、その分、見つける感動が多くなります。オオバギボウシの見ごろが、6/末〜7/末ということで、7月を狙いましたが、見ごろは過ぎたよう。でも、ちゃんと咲いていましたヨ。
《野の花 ウツボグサ》 
(千丈ケ嶽から鳩ケ峰へ) 10:01
《高山の花 タカネヒゴタイ》 
(千丈ケ嶽から鳩ケ峰へ) 10:18
《山の花 アキカラマツ》 
(千丈ケ嶽から鳩ケ峰へ) 10:21
《山の花 白ユリ (ササユリ? テッポウユリ?)》
(千丈ケ嶽から鳩ケ峰へ) 10:24
《山の花 シモツケ》 
(千丈ケ嶽から鳩ケ峰へ) 10:26
《高山の花 カンチコウゾリナ》
(鳩ケ峰・山頂) 10:29
《山の花 オオバギボウシ》
(鳩ケ峰・山頂にて) 10:40
《山の花 オオバギボウシ》
(鍋塚鞍部からの林道沿い) 12:39
《山の花 ハグロソウ》
(鬼嶽稲荷神社への林道沿い) 12:46
《野の花 ネジバナ》
(鬼嶽稲荷神社への林道沿い) 13:17


   青鬼・赤鬼に導かれて車を走らせて到着した鬼嶽稲荷神社
   裏の登山口から、山頂・千丈ケ嶽に登ります。
   ブナ・ミズナラ・カツラ・リョウブなどの広葉樹が多く、清々しい。
   下草や道縁にササが多くなって、登りつめると、千丈ケ嶽。
   高原的な風景が広がり、加悦町方面の展望は、すばらしい!
青鬼が、お出迎え
(二瀬川渓谷沿いの道路にて) 8:45  
鬼嶽稲荷神社
(宮司さんが、お掃除中) 9:14
鬼嶽稲荷神社の駐車場奥が、登山口 9:17 登山口から登り始める。
鬼嶽稲荷神社を眼下に 9:18
登り始める。ブナ・ナラなどの
広葉樹原生林がきれい 9:22
階段を登る。
この付近は、リョウブが多い 9:25
双峰からの分岐合流点 9:41 千丈ケ嶽(大江山) 山頂! 9:54
千丈ケ嶽・山頂にて、東方の加悦町方面を見る 9:56


   鳩ケ峰へは、千丈ケ嶽から北へ尾根歩き。 一旦、下って樹林帯の尾根道を歩きますが、高度が上がるにつれて、ササが多くなり、道縁に、次々と“お花”が現れます。
   鳩ケ峰山頂では、360°の展望! しかも、山頂周りには、お花が一杯!
千丈ケ嶽から、北方へ、鳩ケ峰を目指す 9:58 “鳩ケ峰へ500m” 尾根道を歩く 10:10
鳩ケ峰への道縁には、タカネヒゴタイや、
ウツボグサが 10:16
鳩ケ峰近く、振り向くと、千丈ケ嶽 10:28
鳩ケ峰・山頂にて、北方の加悦町方面と鍋塚を遠望 10:32


  鍋塚へは、鳩ケ峰から一旦鞍部へ下り、登り返します。 鍋塚の高原的な雰囲気を味わった後、(雲が多くなり雷雨予報だったため)鞍部に戻り、林道を鬼嶽稲荷神社へと戻りました。
  鍋塚から、歩いてきた道を眺めるのは、爽快でした!
  “大江山で縦走した”喜びが味わえましたヨ。
鳩ケ峰・山頂にて、前方には、
今から登る鍋塚 10:35
鳩ケ峰から鍋塚鞍部へ下っていく
10:51
鍋塚鞍部に到着。
目指すは、正面の鍋塚 11:02
鍋塚鞍部から、鍋塚へ向う 11:19
鍋塚への登り途中、鳩ケ峰・
千丈ケ嶽を振りかえる 11:29
鍋塚へは、ひと登り 11:29
鍋塚山頂に、到着 11:40 鍋塚山頂にて、鳩ケ峰・千丈ケ嶽など、
歩いて来た道を振り返る 11:45
鍋塚・山頂にて、加悦町を俯瞰する 11:44


 大江山は、鬼の山として、有名です。
 伝説内容はともかく、青鬼・赤鬼が出迎えてくれます。
 昼間では、出会うと“ここまで来た!”と、心強かったですが・・・  もし夜間なら・・?
鬼嶽稲荷神社への林道。
アオオニが居た! 13:01
鬼嶽稲荷神社への林道。アカオニだぁ。
もうすぐ神社だ! 13:16
平成の大鬼瓦 ・・・(“酒呑童子の里”にて) 13:49 “酒呑童子の里”案内 13:51
日本の鬼の交流博物館
(“酒呑童子の里”にて) 13:51
大江山登山口・・と書かれた分岐 13:54