関西100名山 住塚山
2008年11月2日
室生火山群の山、住塚山(すみつかやま)・国見山(くにみやま)に登りました。住塚山のふもとには、高さ約200m、長さ約1500m続く、柱状節理の屏風岩があり、壮観です。
 関西100名山。 住塚山:1009m、国見山:1016m
屏風岩を見上げる (屏風岩公苑から) 10:41

初めて室生山系の山に来たとき、曽爾(そに)高原から住塚山・国見山を遠望し、室生火山帯での巨大噴火口跡と思い、外輪山である『住塚山・国見山』を縦走してみたいと、思っていました。 今回歩いた所では、“外輪山”の説明もなく、思い違いだったようですが、代わりに、屏風岩の壮大な柱状節理には、感動しました。
『2007年3月11日 
古光山登山途中 (亀山峠から)遠望』

『2007年5月3日 
倶留尊山登山途中 (亀山峠から)遠望』

南麓の西に宮城という集落があり、神武天皇が、橿原の宮で即位するに先立ち、この地に留まられたという。 住塚山は、天皇に敵対したタケルが住んでいた山、国見山は天皇が国見をされた丘であると伝えられている。


 屏風岩の真下にある屏風岩公苑の端から、樹林帯を登ります。 樹林帯に入ると同時に急登。 屏風の肩まで登ったあとは、稜線を進みます。 杉林と広葉樹が左右に分かれた中央の道を落ち葉を見ながら登っていきます。
屏風岩公苑を経て、住塚山へむかう 10:40 1.5kmに及ぶ柱状節理・・屏風岩 10:43
屏風岩公苑の大木の横を、
住塚山登山口 10:43
ここから樹林帯に入る。
左へは神武天皇が駐在された宮城という集落 10:45
杉林。 ジグザグの急坂を登ります 10:51 屏風山からの縦走路尾根道に、合流 10:59
《リョウブ》の樹。 葉が黄色く紅葉 11:04 松・リョウブの間を、登っていく 11:09
落葉と小笹の道を、山頂に向う 11:19 あの階段を登れば・・・住塚山山頂? 11:21


住塚山の山頂では、今から登る国見山や、遠く曽爾高原を望んだあと国見山に向います。アセビ樹林や落葉松樹林の間を下り、ゼニヤタワへ。 ここからは、登りかえし。大きい岩石を越えて、ヤセ尾根へ。 木々がなければ、絶壁・谷という道を進んで、ひと登りで山頂。
住塚山山頂に、到着 11:23 住塚山山頂から、次に向う国見山を遠望 11:23
屏風岩のある山々を見下ろす。
遠方に、曽爾高原 (住塚山山頂にて) 11:30
アセビの樹林を、下りてゆく 11:33
めずらしく、落葉松(からまつ)がある! 11:39 住塚山と国見山の鞍部、ゼニヤタワに到着。
これからは、登り 11:42
大きな岩を、登ります 11:44 注意 右下は、絶壁の谷・・・ですよ 11:51
やせた尾根道を歩く。
両側は、谷 11:51
尾根道から、秋色を味わう。
遠方のコブ山は、屏風岩の上 11:52
尾根道の岩は、ひょいと越える 11:54 あれが、目指す国見山・山頂 11:54
山頂間近で、大きくて、滑りやすい岩を登る 11:57 山頂・・の、雰囲気 12:02


国見山・山頂では、昼食休憩。天気にも恵まれたので、展望を楽しみ、室生火山群の山々を見回しましたヨ。下山は、北方のクマタワへ下山。 そのまま東へ、東海自然歩道。 済浄坊渓谷口から南方へ。屏風岩山頂付近まで登り、公苑へもどる。結局、ぐるりと縦走してきたのです。やはり、屏風岩の絶景で締めくくり! 満足!
国見山から、住塚山方面を遠望 (国見山頂から) 12:25
国見山・山頂に、地蔵尊が 12:04 記念写真  (国見山・山頂) 12:41
国見山・山頂風景 12:43 クマタワ峠に向って、急坂を下山 12:54
急坂を下り終えたのに・・・、
今度は登りの階段 13:03
ここは、『松ノ山 (945m)』 13:05
松ノ山から、クマタワ峠へ下山 13:14 クマタワ峠に到着 13:18
本当に、きれいに管理された、杉林の中、
東海自然歩道を歩く 13:20
本当に、杉林が、きちんと
管理されている 13:22
積み重ねたように割れている、特色ある岩 13:50 道端のススキが、陽に輝く 14:05
沢の岩盤も、薄い岩が積み重なったよう・・ 14:14 屏風岩山頂まで、0.9km 14:27
屏風岩山頂に向って、急坂を登る 14:29 屏風岩山頂付近の峠に到着。 
公苑方面に向って下山する 14:35
横を見ても、大きい岩ばかり。
やはり屏風岩山は、全体が岩! 14:40
杉林の急坂を、ジグザグに
下りていく 14:41
林道との出合いに到着! 14:47 屏風岩を見上げる
(屏風岩公苑・駐車場より) 14:53