関西100名山 鎧岳・兜岳
2008年3月23日
 奈良県曽爾(そに)盆地にある、鎧岳(よろいだけ)から兜岳(かぶとだけ)を縦走してきました。 古代・室生火山群の個性的な山々の中でも、名前そっくりな山容で、非常に人気がある。 1年前に見たときから一度登ってみたいとあこがれていたのです。あいにく曇りだったので、青空にスカッとした写真を撮れなかったが、案外と周囲の展望を見ることが出来ました。

関西100名山  894m・920m
国道369号線より、鎧・兜岳を遠望 14:41

 あのすすきで有名な曽爾(そに)高原を右手に眺めての葛登山口。鎧岳を見上げると、《どこからあの岩山を登るのか?》と、心配になりますが、とにかく登るしかない。この付近はどこもそうですが・・非常に手入れが行き届いた檜林を、ひたすら急登を行く。やっと稜線に到着したあとは、尾根道を上下して山頂へ。
登山口の東方には、あの曽爾(そに)高原が・・
10:19
鎧岳&兜岳:鎧岳・葛(かずら)登山口
10:26
登山口を出発後、鎧岳を、見上げる 10:30 鎧岳へは、ここから、左折 10:31
檜林な中、急坂を登る。
苔むした岩。 10:55
“鎧岳頂上”の案内板があるものの・・
いつまで急登が続くやら 11:08
大きい岩が増えてきた・・急登続く 11:14 急坂登り過ぎ、尾根で、ひとやすみ 11:32
ここから、尾根道を進みます。
左右は、檜林 11:37
登ったと思ったら、また下り・・・
山頂は? 11:48
兜岳への分岐。
このまま直進で、鎧岳山頂 11:48
鎧岳山頂に到〜着! 11:52

 山頂にて昼食。曇り空ですが、案外と展望が良く、室生火山群の倶留尊山(くろすやま)・古光山(こごやま)を遠望。曽爾(そに)高原では、丁度、すすきの野焼きが始まり、火の手が。あっという間に終了してしまいました。いよいよ春の準備完了です。
木々の間から、これから向かう
兜岳が見える 11:53
鎧岳山頂から、曽爾高原の野焼きが!
かすんで見える 12:13
鎧岳山頂にて 12:14

 急登してきた鎧岳から、またもや急降下して、鞍部の峰坂峠へ。峰坂峠からは、兜岳への急坂を登ります。稜線に達すると、ササ道となるが、実は、良〜く見ると両側とも絶壁なのだ。尾根を進むうち、さっきの鎧岳の雄姿をはじめ、はっとする展望が眼下に広がる。 景色を楽しむうちに、兜岳山頂。
鎧岳山頂から、兜岳へ。 急坂を下りる 12:27  ここから、兜岳へ、また急坂を登る 12:46
兜岳山頂へ、ぐんぐんと登りが続く 12:53 道端に、イワカガミの葉が続く 13:04
兜岳への登り途中。 景色を楽しむ 13:05 兜岳への途中。今登った鎧岳を遠望! 13:09
(笹で見えないが)両側は、切り立った崖 13:12 あの奥が、兜岳・山頂だ! 13:15
あと、ひと登りで、兜岳・山頂だ 13:20 兜岳・山頂に到着だ 13:24
山頂にて 13:25


 潅木とササに囲まれた、明るい兜岳山頂で一休みの後、急坂を下山。
大きい岩もあり、注意深く下りました。目無地蔵へ下山。
山頂から、古光山(こごさん)を遠望 13:25 山頂からの下山道は、急坂である 13:51
ここにも大岩。大きい岩が多い 14:00 下ササの道を下る 14:02
やっと、目無地蔵に到〜着 14:12 サンビレッジ曽爾から、兜岳を見上げる 14:24
下山後、サンビレッジ付近から、鎧・兜岳を遠望 14:25

山桜が咲き始め、いよいよ春が近づいてきました。登山口付近に、オオイヌノフグリのかわいい花。家の庭にはフクジュソウ。鎧岳山頂付近に、アブラチャンの黄色い花。兜岳山頂には、馬酔木(あせび)の花が、もうすぐ。
葛登山口の道端には、早春を告げる
オオイヌノフグリが・・10:22
鎧岳&兜岳:鎧岳・葛(かずら)登山口に咲く、
山桜(右上に、曽爾高原) 10:27
鎧岳山頂付近に、アブラチャンの
黄色い花が・・・ 12:10
鎧岳・葛(かずら)登山口出発すぐ、
家の前に “福寿草” 10:30
兜岳・山頂。馬酔木(あせび)
の花が咲き始めている 13:28