新日本100名山 於茂登岳(おもとだ
2015年12月14日 沖縄県石垣島の於茂登岳(おもとだけ)に登ってきた。せっかくだからと、思い切って4泊5日の旅行。レンタカーで動き回った。石垣島はじめ、青空の八重山諸島をイメージしていたが、あいにくと曇りや雨! 12〜2月は、梅雨のような季節なのだそうだ。でも、いつもの森のイメージとは異なり、さすが亜熱帯原生林。 見たことのない樹木が生い茂り、ジャングルの雰囲気を味わうことが出来た。
 新日本100名山。 526m(沖縄県最高峰)
車道の横のパイナップル畑から、於茂登岳を望む。 9:11

 
県道87号線を北上、登山口へ向かう。見たことのない街路樹が続く。 ごつごつしているが、みごとに揃った形・・「テリハボク」というのだそうだ。パイナップル畑や、さとうきび畑を見ながら進む。道路標識に「←於茂登岳」。下に「於茂登岳←登山道」の標識。林道を進んでいくと、1台の車が駐車。近くに「於茂登岳登山道→」の標識がある。 隣に駐車して、雨が降ってもよいように準備して出発。道横に大きな葉が。タロイモの一種かと思っていたが、「クワズイモ」という名の 通り、有毒だそうだ。
於茂登岳:地図 台風に強そうな街路樹が続く。
「テリハボク」だそうだ。 9:04
登山道への看板がある。 9:17 正面が於茂登岳? 9:18
道の横は、さとうきび畑。 9:20 登山道表示のある場所で駐車。 9:46
ここで駐車。 9:46 いざ出発。 9:46
道の周りの植物が、見馴れないものばかり。
大きな葉の“クワズイモ” 9:48
林道つきあたり
ここにも駐車が出来たのだ。 9:53

 
林道を歩いていくと、車が・・・。ここまで車が来れるのだ。第2駐車場といったところか。 ここからいよいよ出発! ところが、どの方向へ進んでいくのか不明。うろうろ探し、看板が朽ち果てていたのが判明。杖が立てかけてあったすぐ左横を進むのだった。約10分で、「大御岳ぬ清水」という立派な石碑に到着。横の丸太橋は、すべりそうだったので避けて沢を渡る。亜熱帯のジャングル雰囲気を楽しみながら沢の上流で、ごろごろ岩を横切り、滝分岐へ。分岐を右折。
登山道を、いざ出発。 10:01 階段を登っていく。 10:01
補強された階段を登っていく。 10:02 周りは、ジャングルのよう。 10:04
「大御岳ぬ清水」と書かれた石碑がある。 10:08
石碑の横には沢があり、丸太橋があるが、すべって
危険そうなので、通らずに沢に下りて渡る。 10:09
登山道を進む。 10:10 
周りは青々とした植物。
シダ類の間を歩いていく。 10:14 
山裾を歩いていく。 10:24 
沢の上流。大岩がごろごろ。
沢を横切る。 10:29
沢を横切ると分岐。左「滝」、
右「登山道」。右へ進む。10:34 

 
滝分岐を右折して、登山道を進む。ここから登りがきつくなる。山すそを沢に沿って登っていくと、突如、イタジイの巨木が! どこから見ても荘厳な雰囲気を漂わせる。岩が多くなった道を登っていき、小さい沢を横切ると、「最後の給水ポイント」と書かれた標識が出てきた。
右「登山道」の標識に従って、
登っていく。 10:34
岩が大きくなってくる。
ジャングルの雰囲気。10:46
イタジイの巨木が現れる!
10:48
横から見た、“イタジイの巨木”。
すごい迫力だ!10:49
岩の間を縫って登っていく。10:52 《野の花 ツワブキ》・・道横に鮮やか! 10:55
ジャングルの一本道を登っていく。10:57 石畳状の道を登っていく。10:59

 
「最後の給水ポイント」からは、勾配がきつくなる。途中、樹木の間から視界が開け、山頂が見える・・はずだったが、見えない。 どんどん進むと、ササが出てきた。ササの向こうで、先に登った人の声がする。出会って挨拶したがすぐに見えなくなった。登っていくと、樹にからみついたツルアダンや、名が知れぬヤシ・ソテツが次々と現れ、いよいよジャングルの様相を呈してきた。「頂上まで10分」の標識が現れて、ホッとする。
沢を横切る。「最後の給水ポイントです」と
書かれている。11:02
登りの勾配がきつくなってきた。
ツワブキの黄色花を見るとホットする。11:05
急登で、ロープがついている。 11:09 道の横に、ササ竹が出てきた。 11:13
樹の間から展望が広がる。
山頂が見えるはず・・だったが。 11:15
すごい!
樹にからみついた“ツルアダン”。 11:19
この樹は何? 道の横に。 11:22 ササの中をかきわけていく。 11:26
「急坂、スリップ注意」と書かれている。11:30 「頂上まで10分」の看板に、少しホッとする。 11:37

 
「頂上まで10分」の標識に元気づけられて登る。ササ竹をくぐって出たのが、「広場」と呼ばれるところ。鉄塔が見えるので??と 思ったが、どうも違う。向こうから大きな声がするので、その報告に。 途中分岐の標識。それを進むと鉄塔に。鉄塔で、ケーブルを敷き代え工事をしていた人の声だった。その人に聞いて、「頂上は左」。わからなかったはずだ、標識が下に落ちていた。教えてもらった方向に進む。ササの中をくぐっていくと、すぐそこが三角点。山頂だった! ササ原! 見えるはずの景色は、見えず。
ツワブキの花咲く道を行く。 11:43 分岐に看板あり、左方へ行く。 11:48
鉄塔に出る。 11:50 鉄塔で作業している人に聞き、左方へ。
頂上に向かう。ササ竹をかき分ける。 11:51
三角点に到着。 (於茂登岳山頂) 11:53 記念撮影 (於茂登岳山頂にて) 11:54
於茂登岳山頂風景 11:55

 
山頂では、風が強く、早々に下山。途中、林の中は雨風を防ぐことができたので、昼食休憩をとりながら下山。 この時期にしては、さすが暖かくて、見たことのない植物を見ることができて、楽しい思い出となった。
下山途中、広場。右奥にはNHKの建物(見えず)。 12:00 
大きな葉のクワズイモ。 12:09 ササ竹の中を突き進む。 12:15
ツルアダンの樹をくぐる。 12:23 大きな葉のソテツがある。 12:37
沢を横切る。展望が広がっている。 13:04
 階段を上下する。 13:07 大石の横を下っていく。 13:15
「大御嶽ぬ清水」碑の手前。
丸太橋を避け、沢を横切る。 13:19
登山口は、すぐそこ。
(一番近い駐車場) 13:26


14日:石垣鍾乳洞・・・大きくて神秘的。
かなり広くて幽玄で、感動した。
15日:西表島(いりおもてじま)で、マングロープを
見てきた。色々な種類があるなかで、
サキシマスオウノキが圧巻!
15日:由布島(ゆぶしま)の水牛。
海の中をジャバジャバ。やはり、記憶に残る体験だ。
15日:竹富島(たけとみじま)を、
水牛で、ぶらり見物。
 16日:石垣やいま村・・古い民家が保存されている。
これは、牧志邸。
16日:石垣やいま村で、三線やおどりなど、色々な
体験が出来た。お面を貸してもらった。パチリ!
 
16日:国立石垣島天文台があるのです。
なにしろ、星がきれい! これが望遠鏡。
17日:川平湾グラスボート
期待していたのに、強風・波高く、欠航。
17日:平久保崎灯台(石垣島最北端) ともかく、強風!
これぐらいの風は、石垣島ではへっちゃらだとか。
17日:野底岳を遠望 
於茂登岳を登ったあとは、ここに登る予定
だったが、雨風で断念! きれいな形の山だ。