新日本100名山 鳥場山
2009年3月7日 千葉・南房総の烏場山(からすばやま)に登りました。烏場山という名前よりも、『春の千葉・花嫁街道を歩く』というキャッチフレーズの方が、有名である。かって、山間の村から、暖かい海辺の村へ嫁ぐ花嫁が歩いた花嫁街道。照葉樹のマテバシイの純林、尾根道の展望台からの眺望、黒滝などの見どころが、陽春の季節と相まって、楽しませてくれました!
 新日本100名山  267m
烏場山・山頂にて 13:11
海辺の和田・お花畑から、花嫁街道入口を目指します。 その昔、間宮七郎平が安房ではじめて花作りを成功させ、いまでは全国的にも花の産地として有名である。ずらりと並んだ、花栽培のビニールハウスから、春の匂いがぷんぷんと感じられます。 春だぁ!


“烏場山と花嫁街道” 地図
和田町案内図 10:08
陽春!『菜の花!と 青空!』の中、出発 10:18
南房総・和田地区は、花生産で有名 10:21
道路沿いの温室を、ちょっと拝見
(金魚草) 10:24
常緑樹の横を歩いていく
10:37
左折し、花嫁街道へ向う 10:40 ここが、花嫁街道・登山口 10:44

 花嫁街道・入口(実は、花嫁が目指す村へ到着した地点ですが)から、さすが暖かい南房総と思わせる、照葉樹の森へ入っていきます。第一・二展望台からは、青い太平洋が・・・。なんといっても、本日のハイライトは、マテバシイの純林! マテバシイは、ブナ科。沿海地で生育する常緑高木。 この木々の世界に迷い込んだような雰囲気になりました。
ここが、花嫁街道・登山口
10:45
さすが暖かい房総。
大きいタイミンチクがおい茂る 10:47
快晴&杉花粉も用意完了! 10:48 照葉樹と、杉林の間を、
ジグザグと、登っていく 10:50
深山の様相。
ぬかるんだ道を登っていく 10:52
第一展望台に到着 11:09
第一展望台で小休止後、
第二展望台に向って出発 11:15
みごとな、マテバシイの純林に、
はいりこむ 11:17
みごとな、マテバシイの純林の
世界を、歩いていく 11:23
太平洋を遠望す
(第二展望台より) 11:28
この、みごとなマテバシイ純林の密度を
見てください 11:30
右を見ても、左を見ても、すごい!
マテバシイの世界だぁ 11:31
みごとな、マテバシイの純林!(花嫁街道) 11:31
うしろを振りかえる。 
マテバシイ世界に、人間が歩いてくる 11:32
一番遠方の三角山が・・・
烏場山 11:35

 マテバシイ純林を過ぎると、元の世界に戻ってきたよう。 駒返しは、山村の村から登ってきた花嫁が、ここで馬から降りたという。 烏場山近くの見晴台(カヤ場)へ
まだマテバシイの樹木がある
尾根道を進む 11:36
経文石に到着 11:42
丸木橋を渡って進む 11:49 じがい水、に到着 11:54
尾根をぐるりと周れば、目指す烏場山
(じがい水付近から) 11:56
駒返しに到着。
花嫁街道は、ここまで 12:10
南側には常緑樹が生い茂る。 木々の間から
太平洋を見ながら、尾根道を進む 12:18
見晴台・カヤ場で、太平洋を
見ながら、昼食! 12:28


 見晴台(カヤ場)で、太平洋を見ながら、昼食休憩。 うららか〜 。
 第三展望台からは、房総半島・最高峰の愛宕山を遠望。 目指す烏場山・山頂に到〜着。
山頂下の、カヤ場で、展望を楽しみながら昼食 12:48
“野の花 タチツボスミレ?” とにかく、
かわいいスミレ (カヤ場の斜面にて) 12:49
見晴台・カヤ場で、太平洋を見ながら、
昼食休憩 12:52
燦々と照る太陽の下で、
すでにビワの実が準備 12:55
昼食も終わり、さぁ烏場山頂へ
向って、出発 12:57
第三展望台に到着 13:00 階段を登りきれば、あれが、
烏場山頂 13:05

太平洋を望む (烏場山頂にて) 13:11
烏場山頂のポール。 
下には、かわいい花嫁が・・ 13:06
記念撮影・高橋さんと
(烏場山頂にて) 13:09
烏場山・山頂から、房総最高峰の愛宕山を遠望 13:11


 山頂で、西北には東京湾、南には太平洋・・と、360°の展望を
 楽しんだあと、花園山コースを下山。
 ここは、花嫁街道に対して、『花婿街道』とも呼ばれている。
烏場山頂から、花婿街道を下山
13:14
旧烏場展望台で、烏場山を
振りかえる 13:34
すべりやすい道を注意しながら、
下山 13:38
下山中に休憩最適、見晴台に到着。
太平洋を望む 13:58
“タブノキ” 花と葉が入った混芽 
(見晴台にて) 14:02
見晴台の中心にある、
“タブノキ” 14:04
尾根道を進み、金比羅山に下り・・
のぼり 14:15
金比羅山から、急坂を
下りていく 14:18
黒滝・展望台 14:26 流れ落ちる、『黒滝』 14:28

急に現れた(?)・・黒滝。 序々に、海に向って、高度を下げていきます。 
下りるに従って、太平洋の青さと、『春』が身近に感じ取れます。
『黒滝』下の風景 14:29 『黒滝』下の流れに沿って、
川べりを歩く 14:31
『黒滝』下、堰をポンポンと、渡る 14:32 はなその広場 14:35
新葉が出ている山桜
(はなその広場横) 14:36
“梅の花”
(はなその広場過ぎ) 14:42
陽春のあぜ道を、抱湖園へ
向って、歩く 14:44
抱湖園の“ソテツ”、その上部の
道を歩く 14:58
階段を下りる
(左手には、太平洋) 15:04
太平洋と、手前のマンションを展望
(見晴台より) 15:05
木のつるで作られたトンネルを
くぐりつつ歩く 15:09
青空に青い海。 菜の花・花栽培の
ハウス・ソテツ・・・春の房総風景 15:13

“タンポポの花”
(はなその広場過ぎ、道端) 14:43
“スイセンの花”
(みかん畑の道端) 15:11
“寒緋桜”
(和田町・お花畑への道沿い) 15:15
“桜” 
(和田町・お花畑への道沿い) 15:16
抱湖園からの下り、和田地区を見下ろす 15:09
抱湖園からの下り、陽春の和田地区を見まわす 15:12