新日本100名山 神山
2012年8月28日 天気がよさそうなので、箱根・神山(かみやま)へ登りました。前夜、新幹線で小田原へ行き宿泊。バスで箱根園へ。箱根駒ケ岳ロープウエイで駒ケ岳山頂駅へ。そこから神山、冠ヶ岳へ行き、早雲山駅まで縦走。駒ケ岳にある箱根神社元宮の説明では『山岳信仰では、古くから神山を神と仰ぎ、駒ケ岳山頂を、その祭りの庭としてきた』とある。最も楽しみにしてきた富士山。バス車中ではくっきりと見えていたのに、その20分後には雲が湧きあがり全く見えず!またも美女・富士山を見ることが出来なかったが、道端では、きれいなピンクのシモツケソウやキク類の花々で楽しみました。
 新日本100名山。 1438m
 箱根駒ケ岳の山頂付近から、神山を望む。雲が湧いている。 9:44

 
小田原駅前のバス停。どこを見ても《箱根××》の表示ばかり。 前日ホテルにバス停を聞いていたからよかったが・・・。 バス車中で富士山がちらっと“くっきり”。大いに期待したが
ロープウエイ乗るころには雲が湧いて姿見えず。 代わりに、山頂から芦ノ湖を見てきれい!
地図 箱根登山バスに伊豆箱根バス
(小田原バスターミナルでは、箱根だらけ) 7:43
箱根園に、到着! 8:57 駒ケ岳ロープウエーのりばに向かう。 8:58
箱根園・駒ケ岳ロープウエイのりば付近から、駒ケ岳を見上げる。 8:57
残念!富士山は雲の中!
(駒ケ岳ロープウエー車中から)。 9:12
眼下に車体の影。
(駒ケ岳ロープウエー車中から) 9:13 
駒ケ岳ロープウエイ・山頂駅から、芦ノ湖を俯瞰。 9:20

 
 駒ケ岳山頂駅から東へ回る遊歩道を経由して、箱根神社元宮へ。 芦ノ湖とその外輪山を俯瞰しながら周っていく。中央は湿原だったのだろう、シモツケソウやウツボグサなどの花々が多く咲いている。 修復中の箱根神社にお参りし、神山との鞍部へ下っていく。 ウツギやアセビなどの低潅木の中の急な下りだ。鞍部は、防ヶ沢分岐。
 
駒ケ岳ロープウエイ・山頂駅付近から、箱根神社元宮を見る。 9:27
箱根神社・元宮に向かって、反時計回りに
遊歩道を進む。芦ノ湖を眼下。 9:28
遊歩道の左右は、ハコネナンブスズと
いうスズダケ。 9:29
《山の花 シモツケソウ》 きれい! 9:33 ウツボグサが群生 9:34
《高山の花 ミヤマアズマギク?》
9:38
改装中の箱根神社・元宮。手前は、
白馬の伝説がある石 9:39 
駒ケ岳山頂の風景。 9:44 ハコネナンブスズの中に登山道が隠れて
しまっている。手探りで進む。 9:49
やっと分岐の標識が現れて、ホッ!
9:51
ウツギやアセビなど、低潅木の
森を下りていく。 9:53
雨で道が作られているのか、道があるから荒れるのか、
潅木の中を下っていく。 9:56
ピンクの【シモツケソウ】が、きれい!
9:58
《高山の花 マルバダケブキ》 10:04 防ケ沢分岐に到着! 10:05

 
 防ヶ沢分岐からブナ・ヒメシャラ・アセビなどの樹林がある。 すべりやすい道の木段を踏みしめながら登っていく。 だんだんと岩が増えていき、ごつごつした火山岩塊を 登っていくと・・神山・山頂!
展望が開けた。あそこが、神山だ。
(防ケ沢分岐付近) 10:05
古木で、大きい樹が増えてくる。
10:07
火山灰の道。登りになってくる。
木段が整備されている。 10:09
木漏れ陽が落ちてきれいな
登山道を登っていく。 10:24
ところどころ大きな岩塊がある。10:35 『歩道管理28 箱根町』の標識。 安心 10:41
火山岩石が転がる登山道を登っていく。 10:46 大振りの、あざやかな花がきれい。 10:51

 
神山・山頂! 先に早雲山から到着のご夫婦がのんびりと昼食。 私も、のんびりと休憩。一等三角点やウツギの大木を見ながら・・。 大湧谷方面に下山。鞍部を過ぎてすぐ、左手に冠ヶ岳の表示。 冠ヶ岳に登る。秋の紅葉がすばらしいと書いてある。あいかわらず周りは雲が囲んで、富士山見えず。
神山山頂。 
登ってきた登山道分岐。 10:53
一等三角点 (神山・山頂)
10:53
神山の山頂風景。先に到着のご夫婦が、のんびりと休憩中。 11:02
記念撮影 (神山山頂)
11:05
神山山頂から、大涌谷方面に
向かって下山開始。 11:11
神山山頂から下山開始すぐ、展望開けた
場所から、冠ケ岳を見下ろす。 11:12
下山道の中央に、
大岩がで〜ん。 11:12
雨で荒れた登山道を、下っていく。 11:17 冠ケ岳分岐。左の冠ケ岳に向かう。 11:23
冠ケ岳へ尾根を登っていく。 11:25 冠ケ岳・山頂 11:30

 
冠ヶ岳から下山し、分岐へ。大湧谷分岐へ下っていく。 大湧谷分岐から直進すれば、観光客で賑わう、あの噴煙上がる大湧谷へはすぐそこだが、コース途中に有毒ガス発生地点があるため、右折。 お中道分岐を経て、早雲山駅へと下山。分岐から駅までは、標高差約500mの長い下り道だ。やっと早雲山登山口へ到着!
冠ケ岳から下山中。 
木の枝の間から、神山を見上げる。 11:42
カエデの樹が多い。 
秋はさぞ紅葉が美しいのであろう。 11:49
ところどころ、道は登りと下りの
一方通行になっている。 11:58
アセビが多い樹林の間を
下りていく。 12:05
大涌谷分岐。 火山性有毒ガスの地帯があるので、
右折し、早雲山駅方面に向かう。 12:08
大きい岩石の道を進む。
12:13
大きくえぐれた、火山灰堆積の登山道。
12:14
早雲山駅への下り。
同じような急坂下りが続く。 12:49 
樹林には、ヒメシャラもある。 13:09 早雲山駅・登山口に到着! 13:24 

 
  ケーブルカーで早雲山駅から強羅(ごうら)へ。
  強羅では、有形文化財の私設国民宿舎で、“日帰り入浴”!
  汗を流して、あぁいい湯だった〜。帰りに振り向くと、大湧谷の噴煙が
  見える〜。
ケーブルカーで早雲山駅から強羅へ。
13:37
あ〜ぁ、いい湯です!
(強羅・私設国民宿舎・太陽山荘) 14:21
ここは、有形文化財なのです。
(強羅・私設国民宿舎・太陽山荘) 15:02
山を見上げると、大涌谷の噴煙!
あの左方を歩いてきた。 (強羅駅付近) 15:06