2011年7月3日 京都市の周りをぐるりと一周する『京都トレイル』の C回目。 今回から北山コースにはいり、比叡山延暦寺バスセンターから、比叡山では“西塔”と呼ばれる地域を歩き、大原まで。 《延暦寺バスセンター〜山王院〜釈迦堂〜玉体杉〜横高山〜水井山〜仰木峠〜大原・戸寺》梅雨の真っ最中でしたが、くもりで涼しく、快適!
 横高山:767m  水井山:794m
釈迦堂 現在の比叡山では最古の建造物 11:26
 バスセンターから山王院へ。山王院は、智証大師円珍の住房だった所だ。ここで準備体操。杉に囲まれた石灯篭が並ぶ長い石段を下ると・・比叡山開祖・伝教大師最澄上人の廟所・浄土院。道を進み、一旦石段を下り椿堂から右の小道を折れて進むと・・豊臣秀吉が三井寺(園城寺)の金堂を移築した釈迦堂。現存する建物では、比叡山・最古である。歩いてきたこの地域一帯を、比叡山では『西塔(さいとう)』と呼ぶ。

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ヤマボウシ・山王院へ渡る橋上から 
比叡山延暦寺・大講堂横を歩いていく 10:49 “弁慶水”を横目に・・ 10:57
この橋を渡って、山王院へ 10:58 山王院堂 (屋根もきれいに修復済) 
智証大師円珍の住坊 11:00
準備体操 (そこへ来た学生達も参加!) 11:02 山王院堂から、いざ出発! くだり 11:08
浄土院
(比叡山開祖・伝教大師最澄上人のご廟所) 11:11
浄土院を過ぎ、釈迦堂へ向かう 11:14
釈迦堂へ向かう途中、椿堂へ突き当たり、
右下の道を進む 11:20
釈迦堂前の広場。
多くの人が昼食中 11:26

 釈迦堂から玉体杉へ向かって出発。すぐに、若山牧水の詩碑がある。 道下のトンネルをくぐり、モミの大樹が多い道を進む。比叡山の『東塔』『西塔』と並ぶ『横川(よかわ)』地域へ行く道だ。“元三大師道”と彫られた石標がある。元三(がんざん)大師とは、「比叡山中興の祖」と
 言われる良源の尊称。なだらかな尾根道を進むと・・“回峰行者が御所に向かって加持祈祷を行った”玉体杉に到着。
釈迦堂から出発。
若山牧水の詩碑 11:34
居士林研修道場を右に見て、
トレイルは直進する 11:35
この道を仰木峠方面へ向かう 11:35 道下のトンネルをくぐる。 涼しい 11:37
モミの巨木が多い。 11:43 『横川元三大師道』の石碑。 
横川中堂への旧道なのだ 11:45
道横には、お地蔵尊が・・・ 11:46 ドライブウエイに沿った尾根道を進む。 
涼しくて快適 11:52
丸太で、道をきれいに整備してある。 11:55 道は平坦で、歩きやすい! 12:08

玉体杉で昼食休憩の後、出発。道は突き当たり、「せりあい地蔵」だ。 右へ行けば、横川中堂だが、この横高山を登る。根っこを頼りの急登! 山頂に登りきり、写真パチリ。山頂から一旦下り、同じような急坂を登り帰すと水井山・山頂だ。
『玉体杉』に到着。 ここで、昼食 12:11 記念撮影 (『玉体杉』前にて) 12:35
『せりあい地蔵』・・横高山登り口。
 右は横川中堂。 直進 12:44
さぁ、横高山の急登にとりつく。
12:44
杉の根っこを頼りに、急登を進む 12:47 ぜいぜいと登る人。下を見て余裕の人・・。 12:50
記念撮影 (横高山・山頂) 12:56 横高山・山頂から下山 13:04
次なる『水井山』に向かって、
登っていく 13:07
横高山と同じように、急登・・・で、
山頂に到着! 13:16

水井山・山頂から、天気が下り坂の気配なので、早足で下山。 ジグザグと急坂を下りる。下りて杉林の山腹を進んでいくと、京都・大原の里と、滋賀・仰木の里を結ぶ仰木峠。 しばらく歩いて下っていくと、“北山 19”の標識で、左の尾根道へ入る。急坂の下りだ。“北山 21”で、沢にかかる橋が落下しているので、渡渉。水少なかったので難なく。 沢に沿ってなだらかに下っていくと、大原の民家に。 戸寺のバス停だぁ。
天気悪くなりそうなので・・
水井山・山頂から、急いで下る。 13:26
鹿害に備えて、ネットが張られている。
13:35
仰木峠まで、500m 13:51 大津への分岐 13:59
仰木峠。 京都・大原と滋賀・仰木を結ぶ峠 14:01 仰木峠から、大原に向かって・・下りていく。 14:09
ここから、三千院への東海歩道を行かずに、
左のトレイル道を行く 14:10
尾根道の急坂を下っていく 14:23
“北山 21”手前。 橋が壊れて、渡渉。 14:34 大原に入る 14:55
戸寺を、バス停へ急ぐ 14:57 戸寺バス停 15:03発。バッチリ 15:01