2016年2月23日 兵庫県篠山市と丹波市柏原の境にある、金山(かなやま)に登ってきた。明智光秀が織田信長の命を受け、陣を築いた金山城址である。敵対する黒井城(赤井勢)と八上城(波多野勢)の間に割って入った位置にあり、天正7年に両城を破り、丹波を制定した。また、山頂のすぐ下に『鬼の架け橋』と言われる巨岩が有名である。
 兵庫00山。 540m
“鬼の架け橋”と、周囲の大岩群。 11:24

 
篠山市と丹波市を結ぶ「鐘ヶ坂トンネル」の南、旧街道にある追入(おいり)神社が登山口。神社から登りだすと、大きい石鳥居。その下に《山頂まで1000m》と書かれているが、鳥居を見上げると・・・真っ二つに割れている。横に逃げて、登りだす。自然林の多い尾根道を登っていくと、大乗寺からの道と合流する三叉路に出る。
金山:地図 追入神社の入口に到着。 10:16
説明・・金山城址 10:16 石段を登っていく。 10:19 
追入神社。 10:22 追入神社から登山開始。 10:23 
大きな鳥居が、目の前に。
上を見ると・・折れている。 10:31
周りは、きれいに整備されている。 10:32 
山頂まで・・「800m」。 10:38 山頂まで・・「700m」 。
休坂を登っていく。 10:44 
大乗寺からの道と合流。分岐点に到着。 10:50

 
三叉路を右折して進む。NHKのアンテナ、金山城馬場跡と続く。石垣が残っている。ここが園林寺跡。その先を進んでいくと“山頂”と“鬼の架け橋”との分岐点に突き当たる。左折して山腹を進んでいくと・・“鬼の架け橋”の巨岩が現れる。
NHKのアンテナ。 10:56 山頂まで・・「400m」。 11:02
石垣が残っている。園林寺跡だ。 11:06
園林寺の碑がある。 11:07 急な坂をのぼっていく。 11:09 
金山城址馬場跡。 11:11 金山城址と、“鬼の架け橋”分岐。まずは、
左の“鬼の架け橋”方面に進む。 11:13
“鬼の架け橋”方面。
山すその綺麗な道を進む。 11:14
おぉ!目の前に大きな岩が。 11:17 
記念写真 (“鬼の架け橋”の前で) 11:21 “鬼の架け橋”と、周囲の大岩群。 11:24
“鬼の架け橋”と、周囲の大岩群。 11:24 金山城址は、この上。 11:26 

     
“鬼の架け橋”を見物後、その上の山頂に向かう。山頂は、合戦のための陣地跡で、360度の雄大な景色を楽しむ。城の物語を書いた看板があり南東に八上城、北方に黒井城それぞれの方面標識がある。 山頂で昼食を楽しんだ後、元きた道に向かって下山。 登ってきた三叉路は、直進して大乗寺方面へ。大乗寺にお参りしてからは、旧街道に向い、近くの追手神社へ。
金山城址。 11:26
説明・・金山城址(金山城物語) 11:27 『八上城』は、あっち。 11:27
黒井城は、こっち。 11:27 中央の《金山城址》碑。 11:56 
いざ、下山開始。 12:00 分岐も直進していく。 12:19 
出入り口へ下りた。 12:36 あそこが・・大乗寺。 12:37 
大乗寺。 12:39  大乗寺から駐車場へ戻っていく。
途中、大きな山門が! 12:52
駐車場へ、のんびりと歩いていく。 12:55 旧道に出る。金山周辺イラストマップが。 13:01

◎おまけ  追手神社の大木
  旧街道沿いの追手神社には、鎮守の森として大木がある。
千年モミの脚部。やはり、すごい! 13:08 遠くから見た、千年モミ。 13:10
千年モミ・・樹高 34m、幹周 7.8mの大木である。
日本一と言われている。
これは・・・エゾエノキの巨木。 13:12
エゾエノキ・・樹高 30m、幹周 4.9m の大木。
これは、入口の夫婦イチョウ。 13:13 
夫婦イチョウ・・神社の入口にある、2本のイチョウ。
 推定樹齢 350年。
       ◎おまけ
@鐘ヶ坂トンネル:この写真は昭和に出来た【昭和トンネル】。明治に出来た【明治トンネル】、平成に出来て、現在使用されている【平成トンネル】と、3つのトンネルが別々の場所で、そのままあるのは、めずらしい
@鐘ヶ坂トンネル (昭和トンネル) 13:29 鐘ヶ坂トンネルの近く、
鐘ヶ坂公園付近の“鬼の架け橋”を遠望地点。 13:36 
鐘ヶ坂公園付近から、“鬼の架け橋”を遠望。
 13:39
まけきらい稲荷。 14:33 
篠山市内にある“まけきらい稲荷”。
勝利の神として信仰されている。