2012年7月9日 南部生駒山系を代表する、信貴山(しぎさん)を歩いてきました。古代から中世にかけて軍事上の拠点になったところです。山としてよりも、信貴山絵巻の信貴山・朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)として有名。いつでもいけると思っていたが、歩いてみて、何一つ知らなかったことに気づき、新鮮な山歩きでした。今回は、近鉄・恩智(おんち”)駅から信貴山への恩智越コースです。(途中、のどか村ゲートを直進してしまい、遠回りに)
信貴山  437m
信貴山頂『空鉢護法堂』から、南方の葛城山方面を遠望する。 13:57
 
信貴山地図

恩智は、『おんち』だと思っていたのに・・『おんち”』と読む。知らなかった! 駅から山へ向かう。途中、子護(こもり)地蔵尊があり、漆喰の蔵などがあり、大阪市内の雑踏イメージから一挙に歴史ある大和の雰囲気になる。恩智神社は、恩智城築城の際に現在の地に移ったという歴史ある神社。河内二ノ宮。干支の『龍』『兎』が飾られていた。
 
近鉄・恩智駅(おんち)に到着。 9:43
道端には“子護地蔵尊”が。 10:08 《樹の花 キンカン》 
道端にキンカンの花! 10:09
漆喰のある家・蔵が並び、落ちついた雰囲気。 
10:12
恩智神社の鳥居が見える。 10:13
恩智神社への階段入口が見える。 10:21 恩智神社への階段 10:22
《龍と兎》 恩智神社 10:27

 
恩智神社から信貴山へゆるやかな登りが続く。道横には桜が続いている。その季節には桜の満開花の下を登るのだろう・・と想像する。 峠を登りきったところが恩智越の道標。高安山からの自然歩道と合流する地点だ。霊園のそばをゆるやかに下ると、『農業公園・信貴山のどか村』と書かれたゲート。手前を左折しなければいけなかったのだが、“バーベキュー”の匂いに誘われて直進してしまった。車道を突き当たり間違いに気づく。標識に従って、左折して登っていくと信貴山口バス停。案内板に書いてあるとおりに開運橋に。
恩智神社から、信貴山に向かう 10:34 道横に桜並木。ゆっくりと信貴山に
向かって登っていく。 10:46
高安山駅からの自然歩道と合流 11:27 緑に包まれて・・のどか村方面へ歩いていく。
 11:35
信貴山のどか村のゲート 11:41 信貴山のどか村の農業公園 11:45 
広域農道という間違った道を下りてきたようだ。
左折して信貴山に向かう。 12:03
信貴山観光案内図 12:43
紫陽花がきれい! 
赤い『開運橋』が見える。 12:47
開運橋 12:48
開運橋から、信貴山頂を見上げる。 12:49

 
開運橋を渡ると、観光センター。左折すると遠方に本堂が見え、大きなトラが・・。(聖徳太子が物部守屋を討伐せんと、この山で戦勝祈願をしたとき、毘沙門天王が出現し必勝の秘法を授けられたとのこと。その日が寅年・寅日・寅の時刻であったとの事)阪神タイガースの浮上を祈る。赤門から本堂へ。
開運橋を渡り、左折して赤門へ向かう。 12:55 左は開山堂。 正面に、朝護孫子寺・本堂 12:56
トラに手を合わせ、阪神タイガースの
浮上を祈る。 12:58
赤門 12:58
『かやの木』 (樹齢1500年と言われる) 13:00 玉蔵院 13:04
朝護孫子寺・本堂 13:08 朝護孫子寺・本堂から、
大地蔵尊方面を振り返る。 13:16
朝護孫子寺から、大和平野を眺める。 13:10

 
本堂で大和平野を眺めたあと、霊法館で『信貴山縁起絵巻』コピーを見る。虚空蔵菩薩横から、いよいよ山頂へ。『空鉢護法』と書かれた鳥居をくぐり、階段を登っていく。信貴山城址をすぎると、まもなく山頂の空鉢護法堂。お堂前からは、葛城山の展望!
『空鉢護法堂』へ向かう 13:37 『空鉢護法堂』への登り。この手すりは、
熱心な信者の人が寄付とのこと。 13:41
石段をやっと登りきり、信貴山城址へ到着
山頂はもうすぐ。 13:53
山頂の『空鉢護法堂』を裏から見る。
こららの石を運び上げた人々の労を思う。 13:56
説明・・信貴山城址 14:00 『空鉢護法堂』から下山する 14:20 
信貴山頂『空鉢護法堂』から、南方の葛城山方面を遠望する。 13:57