2009年5月31日 六甲山系の西北に横たわる丹生(たんじょう)山系にある、稚児ガ墓山(ちごがはかやま)に登りました。本当は、関西100名山でもある帝釈山(たいしゃくさん)だけに登る予定でしたが、帝釈山・山頂で、女性グループに、ここへ来たなら丹生(たんじょう)山系縦走コースを行かなきゃ・・と、ハッパをかけられ、稚児ガ墓山・花折山を縦走し、神戸電鉄・谷上駅に至る歩きとなりました。
   稚児ガ墓山 596m 、花折山 574m
稚児ケ墓史跡より、明石大橋・淡路島を遠望 13:52

 蓑谷駅から神戸市営バスで、丹生(にぶ)神社バス停へ。  そこからは、この道は、2008年3月以来2度目なので、参道の雰囲気を漂わせる町石をみながら、余裕ある歩きだ。 丹生城跡付近で休憩の後、縦走路のガレたようなコルに出、2つ峰を越すと、帝釈山・山頂。
神戸市営バスを待つ (神戸電鉄・箕谷駅前) 9:31 丹生神社バス停を降り、鳥居をくぐる 9:55
さすが歴史ある参道。
立派な地蔵尊が・・ 9:59
町石が続く林道を歩く 
丹生山を見上げながら 10:20
地蔵尊が目印。 
ここから左折で急坂の参道 10:30
急坂の参道を登ると、平坦な山道。 
この中を歩いていく 10:53
南北朝時代、南朝拠点だった丹生城跡 10:59 もうすでに・・・イロハモミジの果実? 11:00
正面は、丹生神社(にぶ)。 帝釈山は、右折 11:04 丹生山系縦走路を帝釈山へ 11:24
《山の花 ホウチャクソウ》 
(帝釈山への道縁) 11:30
《樹の花 コガクウツギ》 
(帝釈山への道縁) 11:31
石ころの多い道。雑木林の中を、登っていく 11:39 帝釈山・山頂に到〜着! 11:46

 2等三角点のある帝釈山(たいしゃくさん)・山頂で、早めの昼食。 一緒になった女性グループから、丹生山系縦走を勧められ、急遽予定変更。稚児ガ墓山を目指すことになる。 照葉樹林の中、帝釈山から急坂の下山。国道428号線に出る。 標識がなく、うろうろしていたら、下り前方に、あの女性グループの姿が・・・。その方向に進んでいくと、無事“稚児ガ墓山登山口”と書かれた標識があり、ホツ! 苔むした岩石の道を登り、照葉樹の中を歩いていくと山頂 『稚児ガ墓山』という、おどろしい名前・・“秀吉が三木城を攻めた時、別所(べっしょ)軍に加担した丹生山明要寺を焼き払い、逃げまどう稚児たちも皆殺しにした。村人たちは、哀れんで山上に葬り、塚にした”といわれている。
帝釈山・山頂から、明石大橋・淡路島・大阪湾を遠望 12:01
帝釈山・山頂から、
明石大橋・淡路島を望む 11:47
丹生山系縦走路を、帝釈山から、
稚児ガ墓山へ向かう 12:10
ツバキ系の雑木林。 
薄暗い道を、稚児ガ墓山へ向かう 12:17
急坂を登りきれば、平坦な、
木漏れ陽の道 12:21
木漏れ陽の道。 
木陰の道なので、暑さも少ない 12:29
帝釈山から、岩谷峠へ。 
きつい急坂を下る。 12:31
国道428号線に出る。 
前のグループを頼りに、下って左折 12:46
《樹の花 スイカズラ》 
(国道428号線から双坂池へ少し) 12:53
《樹の花 エゴノキ》 (双坂池付近) 12:59 やっと、稚児ガ墓山への登山口発見 12:59
苔むした、ゴロゴロ石の山道を
登っていく 13:12
雑木林の中、分岐を
稚児ケ墓山に向かう 13:30

 稚児ガ墓山から下山。 照葉樹林の中に“肘曲り”と書かれた標識を見ながら、右に折れ進むと、沢に沿った道。蓑谷への分岐。 そのまま縦走コースに進み、花折山に。 花折山・山頂には、4等三角点が・・。これで、本日は順に2等・3等・4等の三角点を走破したのだ。 谷上駅へは、兵庫カンツリー倶楽部のゴルフ場に沿った道。 ひたすら歩く。 途中、近道のような道があり行ってみると、そこは柏尾谷池であった。また戻り返し・・・・駅へ。
三等三角点 (稚児ケ墓山・山頂) 13:39 記念撮影 稚児ケ墓山にて 13:41
道に、エゴノキの花が・・・いい匂い 13:49 稚児ケ墓・伝説の地 
(秀吉、三木城攻め時) 13:52
『肘曲り』 照葉樹の林を降りていく 14:05 丹生山系縦走路と原野の分岐点 14:13
花折山に向かって、石の多い道を登っていく 14:15 花折山へ、800m 14:30
四等三角点 (花折山・山頂 ) 15:00 記念撮影 花折山・山頂(574m)にて 15:01
花折山・山頂(574m)付近風景 15:06 兵庫カンツリー倶楽部沿いの道を・・
下っていく 15:20
近道かも知れない・・・
柏尾谷池へ行く道だった。 15:45


ゴルフ場から、谷上駅方面への道。 
ひたすら 16:16


 谷上駅への、ひたすらな歩き。 単調な歩きに楽しみを与えてくれたのが
 道端に咲く《野の花》《樹の花》でした。ちらりと・・。
《樹の花 ガクウツギ》
(林道の道沿い) 15:18
《野の花 ジシバリ》
(兵庫カンツリー倶楽部の沿いの道縁) 15:23
《野の花 ニワゼキショウ》
(兵庫カンツリー倶楽部の沿いの道縁) 15:30
《野の花 トキワハゼ》
(兵庫カンツリー倶楽部の沿いの道縁) 15:31
《野の花 ノアザミ》
 (柏尾谷池の土手) 15:45
《樹の花 ニシキウツギ》 
(谷上駅方面への73号線道沿い) 16:29